地域の先生方との連携

Neuro Vets 動物神経科クリニックでは、ご紹介をいただく地域の先生方と連携しながら患者様の治療にあたらせていただいています。

 

診断後の治療開始当初は当クリニックに通院していただくことも多いですが、状態が安定した後はお近くのかかりつけの先生に経過をご確認いただき、必要に応じてお薬を処方していただいています。当クリニックでは、ご紹介をいただく先生と連絡を取りながら、患者様のご負担にならないような治療を可能な限り選択できるように努めています。

また、来院いただいた際の診察概要に関しては、かかりつけの先生にご報告するようにしています。このため、当クリニック受診時の状況は常にかかりつけの先生もご存知なので、ご家族にもご安心いただけるように努めています。

その他、ご紹介をいただきました患者様からの経験などを学術的に学会や論文として発表し、先生方に情報を還元させていただいています。

大学病院との連携

Neuro Vets クリニックでは獣医学系の大学だけではなく、医学系の大学とも連絡を取りながら、病気の診断を行っています。

また、院長の中本は大阪府立大学獣医外科学教室における客員研究員、京都大学再生医科学研究所臓器再建応用分野における研修員、京都大学大学院医学研究科耳鼻咽喉科・頭頚部外科学教室の研究生として研究に携わり、将来的に病気となった動物の負担が取り除けるような治療法の開発などに尽力しています。

1つの病院の中で全てを完結させるのではなく、広い視野と広いつながりを持ってご紹介をいただく患者様に対応させていただいています。

このため、初診時には診断が実施できないような病気であっても、類似した症状を呈した病気が大学病院を受診していないかどうか、論文として世界的に公表された類似疾患がないかどうかといったことを積極的に調べて、少しでも患者様にとって有益な情報がないかを確認してご報告するようにしています。